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桜の種類と花言葉

桜の種類と花言葉

桜はバラ科サクラ属サクラ亜属に分類される落葉広葉樹です。
原種は11種類ほどありこれらの変性や交雑などから数十種類の自生種が存在します。

今回はそんなさくらとはどんな植物なのか、花言葉や種類などをご紹介します。

桜ってどんなお花?

サクラの基本的なことを紹介します。

  • 学名|Prunus
  • 科名|バラ科
  • 属名|サクラ属
  • 英名|Cherry blossom
  • 和名|桜(サクラ)
  • 開花時期|3〜4月

以上が桜の基本データです。
桜は卒業から入学の時期に咲く、日本の春の花の代表ともいえるような樹木です。
桜の特徴として、開花している花は比較的短い枝についています。
桜の花の色は種類にもよります。

桜の名前の由来

桜の名前の語源については諸説あるので、代表的な3つの説をご紹介します。

所説①

動詞の「咲く」に接尾語の「ら」がつき「さくら」という名詞となったという説です。
また「ら」は花達という意味もあり「咲く花ら」と春に咲く花全般を表したともいわれています。

所説②

昔から山の神様が春になると桜に宿り、里におりてきて田植えが終わるまで滞在していたといわれています。
山の神様が里におりることを「さおり」といい、田植えが終わって神様が山に帰ることを「さのぼり」と言います。
「さ」は「サの神様」、「くら」は神のおやすみされる御座(みくら)のことで、このふたつの言葉を合わせて「さくら」になったという説があります。

この「サの神様」とは天照大神よりも前に信仰されていた神様です。

所説③

サキクモルの意味が転化したという説もあります。
桜が咲く時期は、移動性高気圧の晴天と、悪天候の低気圧の間隔が短く、曇りがちな日が多い季節です。
この独特な天候を「花曇り」といいます。
その天候をサキクモルと表現し、それが桜そのものの名前に変化していったというのです。

桜の栽培品種と品種改良

サクラは突然変異が多い植物であり、樹形、花期、花と花弁の付き方、数、大きさ、色、実の増減などで新しい特性が発現しやすいです。
このため、野生の桜の中から観賞や食用に有用な突然変異した個体や種間雑種で望ましい特性を持った個体を選抜して育成し、これを接ぎ木や挿し木で増殖することで様々な栽培品種が広まっています。
日本に自生する野生種のサクラは10種類程で、世界の野生種の全100種類からみるとそう多くはありません。

桜の花の種類

桜はバラ科サクラ属サクラ亜属に分類される落葉広葉樹です。
公園や街路樹として植えられる大きな品種から、個人の庭に植える中木程度の品種まで、じつに多くの種類があります。

今回は日本で見られる代表的なサクラをご紹介します!

ソメイヨシノ(染井吉野)

ソメイヨシノは日本でも最も有名な桜で、日本国有の桜とされています。
花弁は5枚あり、先始めは淡い赤色で、満開になると白色に近い色になります。
日本で栽培されているソメイヨシノすべてがクローン(挿し木や接ぎ木)で増やされた為、一斉に開花するという特徴があり、桜の開花日を予想する「桜前線」もソメイヨシノの開花を基準にしています。

エドヒガンバナ(江戸彼岸花)

エドヒガンザクラは、本州、四国、九州の山地でよくみられる種類です。樹高は15~25㎝で、楕円形の葉が特徴です。

花弁は5枚で一重、色は薄紅色から白に変わります。
丈夫で花がたくさん咲くため、多くの品種の母種として使われ、ソメイヨシノの片親としても有名です。寿命は短く天然記念物に指定されています。

ヤマザクラ(山桜)

ヤマザクラは日本で最も代表的な種類で、古くから詩や歌に詠まれ、親しまれてきました。
山地に広く自生し、関東、中部から南の地域によく見られます。
花と同時に葉が出るのが特徴で、花弁は5枚、淡紅色の花を咲かせます。
色の変異が多く、白色や先端だけ濃い花を咲かせる場合もあります。
葉色は赤紫色や褐色など、さまざまに色が変化します。丈夫で加工性が高いため、木材としても利用されています。

桜の植え付け

桜はお花見に出かけて観賞するものというイメージの強い花ですが、自宅で育てることも可能です。

今回は古くから愛される美しい花、桜の育て方についてご紹介します

土づくり

桜の木は水持ちがよく、栄養が豊富に含まれている土を好みます。
赤玉土、鹿沼土、川砂、腐葉土、黒土などを混ぜて土をつくるのがおすすめです。
鉢植えの場合は、底に赤玉土を敷きます。
市販されている庭木用の土もあるので、そちらを活用すると作業が簡単になります。

植えつけ方法

桜の植え付けは、厳寒期を避けた11月、12月上旬、2月下旬ごろに行います。
基本的には落葉している間に植え付けするのがおすすめです。
苗木よりも少し大きめに穴を掘り、植え付けましょう。最初のうちは幹が細いため、根付くまでは支柱を添えて支えてあげましょう。

鉢植え

鉢植えの場合は、大きめの鉢に植え替えると管理がしやすくなります。
2~3年に1回は必ず植え替えるように心がけてください。
また根が鉢の底から出てくるようになった時も植え替えのタイミングです。

地植え

鉢植えも地植えも植え付けの際には元肥が必要です。
元肥には約2年間肥料効果が持続するマグアンプを土に混ぜ込むと良いです。

桜のお手入れ

日当たりのよい、風通しの良い場所を好むので育てる場所がきまったらお手入れをしてあげると綺麗なお花の状態が長く続きます。
ただし、風が強すぎると花や葉がすぐに落ちてしまうため、強風は避けて植える事がポイントです。

水やり

水やりは庭に植えている場合は基本的に必要ありません。
ただ乾燥しやすい夏場には2週間くらいの雨が降らないようでしたら様子をみて水を与えます。
朝の早い時間帯が良いでしょう。

肥料

桜は栄養豊富な土を好むため、肥料は定期的に与えましょう。
タイミングは植え付け時と落葉期の2~3月、花が終わった5~6月です。
追肥は根元から離れた場所に与えるようにしましょう。

病害虫

特別な病害虫の害はありません。

桜の花言葉

桜にももちろん花言葉はあります。
桜自体の花言葉は「精神の美」「優雅な女性」です。

それでは花言葉を見ていきましょう!

桜の花言葉|「精神の美」

「精神の美」は桜が日本の国花という位置づけから、日本国、そして、日本人の品格を表すシンボルとして、美しさを託した言葉という推察があります。

桜の花言葉|「優雅な女性」

桜の花の美しさからイメージされたものだとされています。

桜を切り花にして楽しもう

日本の代表である桜は品種が多く、自生している種類だけでも15種類あります。
一般家庭のお庭や公共の公園にも植えられている樹木なので、春の訪れを感じさせてくれる美しい桜を見にいってもいいですね。

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