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ナデシコの種類と花言葉

ナデシコの種類と花言葉

ナデシコはガーデニングで人気です。
古くから愛されてきた花で、現在では「なでしこジャパン」など女性に例えられる花ですよね。
春や秋にはかわいらしい花を咲かせてくれます。

今回はそんなナデシコとはどんな植物なのか、花言葉や種類などをご紹介します。

ナデシコってどんなお花?

ナデシコの基本的なことを紹介します。

  • 学名|Dianthus
  • 科名|ナデシコ科
  • 属名|ナデシコ属
  • 英名|Dianths,Gillyflower
  • 和名|撫子(なでしこ)
  • 開花時期|4〜10月

以上がナデシコの基本データです。ナデシコの仲間は北半球の温帯地方を中心に広く自生しており、洋の東西を問わず昔から人々に愛されてきました。
日本では、平安時代にはすでに庭の園芸種として貴族にも好まれていて、万葉集にもナデシコの歌がたくさん出てきています。

ナデシコはアレンジでどう使う?

ナデシコは、花束などにアレンジする時「フィラーフラワー」として使われます。
フィラーフラワーとは花と花の間を埋めたり繋げたりするために使います。
またボリューム感や立体感も出せますが、目立たせたい花が霞んでしまうこともありますので注意して使うようにしてください。

ナデシコの名前の由来

ナデシコの名前の由来は撫でたくなるくらい可愛らしい子という意味で「撫子(なでしこ)」という名前になったと言われています。

大和撫子とは

6~9月くらいが花の時季となり、盛りは7月くらいなので、代表的な夏の花です。
日本の昔の暦では7月~9月は秋にあたります。
そのため、撫子は「秋の七草」の一つとして有名です。

ナデシコの特徴

花びらの先がギザギザになっているのがナデシコの仲間の特徴です。

ナデシコの花の種類

ナデシコは秋の七草の一つであるカワラナデシコをはじめ、ハマナデシコなど4種が自生し、このほか、ヨーロッパ原産のタツタナデシコやヒメナデシコ、中国産のセキチク、北米原産のヒゲナデシコなどが古くから観賞用に栽培されてきました。
今回は代表的なナデシコの花を紹介します。

カワラナデシコ

日本各地に自生して、やさしい草姿で花弁に深い切れ込みが入る秋の七草の一つです。

ヒゲナデシコ

ヨーロッパ原産で、茎の先端に多数の小花が集まって咲きます。
アメリカナデシコとも呼ばれます。

タツタナデシコ

ヨーロッパ原産で、蛇の目模様のある花になります。
銀白色を帯びた葉が密生し、冬でも観葉植物として楽しめる。

ヒメナデシコ

ヨーロッパ原産の小型種です。
繊細な草姿で、こぼれダネでもよく増えます。

フォトンシリーズ

ヒゲナデシコとカワラナデシコの種間雑種です。
草丈が高く丈夫です。

初恋

草丈が高くやさしい草姿で花付きが良いです。

ナデシコの植え付け

ナデシコは自宅で育てることも可能です。

今回は古くから愛される美しい花、ナデシコの育て方についてご紹介します。

土づくり

水はけのよいことが条件となります。
赤玉土7、腐葉土3の基本用土に山砂や市鹿沼土などを3割ほど加えた用土が使いやすいです。
少量の苦土石灰を混ぜておきましょう。

植えつけ方法

細根がびっしり張るので、鉢では根詰まりしやすいです。
毎年春か秋に根をほぐして新しい用土で上直します。

植えつけ場所

日当たりと水はけのよいところに植えつけます。
少なくとも半日以上は日光がよく当たるところで、蒸れないよう風通しをよくしておくことが大切です。
砂利交じりのところや、傾斜地など乾きやすいところでも育てる事が出来ます。
耐寒性の強い多年草ですが、高温期の多湿に弱く、古株になるほど生育は衰えてきます。

ナデシコのお手入れ

日当たりと水はけのよい、場所を好みます。
加湿や日照不足には弱いですが、暑さや乾燥には強いです。
過保護にせず育てる事が可能です。

水やり

乾燥には比較的強いのですが、生育、開花には十分な水分が必要です。
用土が乾いたらたっぷり水を与えます。
葉幅が広く、質が薄くて柔らかいタイプの品種では乾燥させると下葉が枯れあがりやすいので注意が必要です。

肥料

真夏と真冬を除き、成長期に月1回の置き肥をするか、月3回ほど液体肥料を施します。
四季咲き性の品種は、肥料が切れると花付きが悪くなるので、やや回数を多めにこまめに施すようにします。

病害虫

込みすぎたり風通しが悪いと灰色かび病などが出やすいので、葉ながら摘みや切り戻しをすることで株が蒸れないようにしておきます。

増やし方

3~4月の春、もしくは9~10月の秋にタネを蒔きます。
東北以北の寒い地域は、春まきをお勧めします。
自分で育てたナデシコから取った種は、必ずしも同じ花を咲かせるとは限らないので購入した種をまくと確実です。
挿し芽をする場合は春は5月、秋なら9月に行うようにします。

挿し芽の方法

新しい綺麗な芽を3節ほどの長さに切ってポットに入れた育苗用土もしくは赤玉土にさします。
しばらくしてから新芽が育ちはじめたら、培養土を入れた鉢に移し、肥料をあげ大きく育てます。
とても簡単に挿し芽が作れるので、植えている鉢の横に挿してもうまく発芽して育ったりもします。

ナデシコの花言葉

ナデシコにももちろん花言葉はあります。
ナデシコ自体の花言葉は「貞節」「可憐」「大胆」です。
また色によっても意味が異なってきます。

それでは花言葉を見ていきましょう!

ピンクナデシコの花言葉|「貞節」

「貞節」の花言葉は繊細で美しい女性的な花姿に由来するといわれています。

赤いナデシコの花言葉|「大胆」

「大胆」の花言葉は、西洋のナデシコの赤い色からつけられたともいわれます。

ナデシコを寄せ植えにして楽しもう

日本の代表であるナデシコは丈夫で育てやすく初心者の方にもおすすめの花です。
いろんな種類のナデシコを寄せ植えすると鮮やかなお庭になって素敵ですよ。
ぜひナデシコの花を植えてみてくださいね。

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