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セダム(弁慶草)の種類と花言葉

セダム(弁慶草)の種類と花言葉

セダムというお花をご存じですか?
多肉植物として人気なお花ですが、切り花としても飾られます。
あまり知られていないお花ですが、今回はそんなセダムの種類や花言葉などをご紹介します。

セダムってどんなお花?

まずはセダムについて基本的な情報からです。

  • 学名|Sedum spectabile
  • 科名|ベンケイソウ科
  • 属名|マンネングサ属
  • 和名|弁慶草(べんけいそう) 大弁慶草(おおべんけいそう) 活草(いきぐさ) 伊岐久佐(いきぐさ)
  • 英名|Ice plant
  • 開花時期|9~10月

以上がセダムの基本データです。

セダムの和名の弁慶草(べんけいそう)という名前の由来は、多肉の葉が乾燥してしぼんでしまっても、暑い炎天下に放置していても根が丈夫なことを「弁慶」に例えたことからつけられたと言われています。
しかし、この名前のもととなったセダムの種類の「S・エリトロスティックツム」というセダムは、今ではほとんど栽培されていません。
現在自生しているのは中国東北部や朝鮮半島で、日本では明治ごろに中国から輸入された「S・スペクタビレ」という大弁慶草(おおべんけいそう)のことを弁慶草(べんけいそう)のことを言うことがほとんどです。
切り花ではセダムと呼ばれることが多く、セダムはラテン語で座るを意味する「sedere」が語源となっています。

セダムの特徴

セダムは日当たりがよくて水はけのよい場所を好みます。
多肉植物のため、セダム自身で茎や葉に水を貯められるというのが特徴です。
常緑性、落葉性、葉が美しいカラーリーフ、盆栽に向いているものまで種類がたいへん豊富です。
初心者でも育てやすいところが嬉しいポイントでしょう。

葉と茎の特徴

セダムは、基本的に地面を這って繁殖する性質でグランドカバー向きのものが多いです。
しかし、なかには立ち上がるものや、つる性でハンギング向きのものもあります。
全体的にベンケイソウ科の中では小さく、よく枝分かれします。葉はぷっくりとした形のものが多く、粒状や棒状などいろいろな形をしています。

花の特徴

セダムの花の開花時期は種類により違いますが、おおむね2月~11月頃です。
色は黄色や白色の花が多いです。
ピンク色や、赤色などの色が咲く種類もあります。
花の形は可愛らしい星の形をしています。

セダムの種類

多肉植物でも有名なセダムはとても人気があり、多肉植物好きな方ならよく知っているお花と言えます。
セダムは非常に多くの種類があり、400種類を超えると言われています。
ほとんどのセダムは真冬には花を咲かせません。
種類によって花期や花の色は異なり、ピンク、赤、オレンジ、白、黄などがあります。
色ごとで人気な種類を見ていきましょう。

ピンク系

セダム(ピンク)
オランダセダム(ライトピンク)
オランダセダム(ピンク)
ブリリアント
マジカルピンク など

レッド系

セダム(レッド)
オランダセダム(レッド)
アキイロレッド
オータムレッド
アップルキッズ など

イエロー系

セダム(イエロー) など

グリーン系

セダム(グリーン)
オランダセダム(グリーン)
エルシーズゴールド
マジカルグリーン
マトロナグリーン など

ホワイト系

セダム(ホワイト) など

MIXカラー系

オオベンケイソウ(アキイロ)
オランダセダム(レッド・ピンク)
オランダセダム(グリーン・ピンク) など

セダムの花言葉

セダムの花言葉

セダムには「私を想ってください」「星のかがやき」「静寂」「枯れることのない愛」という花言葉がついています。

セダムは背が高くなる植物ではなく、どれも這うようにして広がるものばかりです。
その見た目から、花言葉の「静寂」が付けられたのでしょう。
多肉植物のセダムはぷくぷくっとした見た目が特徴的です。
これは葉や茎に水分を多く含むことためです。
水分が豊富なため、乾燥気味の土を好み、水やりの頻度が少なくてもしっかりと育ちます。
こまめに水やりをしなくても枯れないことから「枯れることのない愛」というロマンチックな花言葉がつけられたのでしょう。

セダムの花は通常5枚花弁です。
真上からみると星形に見えるのです。
そのことからセダムには「星の輝き」と花言葉がつけられています。
多肉植物にも花はつきますが地味であまり目立ちません。
お世話も簡単で色も目立ちにくいので他の花と比べると人気がないお花かもしれませんね。
そこで「私を想ってください」という花言葉がつけられているのではないでしょうか?

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